◆米女子プロゴルフツアー メイバンク選手権 最終日(1日、マレーシア・クアラルンプール・クラブ=6536ヤード、パー72)
山下美夢有(花王)が逃げ切り、ツアーの日本勢では1987、88年の京セラ・イナモリ・クラシックの岡本綾子以来となる38年ぶりの大会連覇を達成した。2位以下に2打差をつける首位から出て、5バーディー、1ボギーの68で回り、通算22アンダーで頂点に立った。
6月のメイヤークラシック、8月のCPKCオープンに続くシーズン3勝は、2010年に5勝した宮里藍以来16年ぶりと記録ずくめの勝利となった。
ツアー通算5勝は17勝の岡本、9勝の宮里藍、7勝の畑岡奈紗に次ぐ歴代単独4位。今季は米で3勝、欧州(10月アラムコ選手権=韓国)、日本(9月ソニー日本女子プロ選手権)でそれぞれ1勝。世界主要3ツアーで5勝と圧巻の強さを誇っている。米国、カナダ、日本、韓国、マレーシアの5か国で勝利を挙げるワールドワイドな活躍を見せている。
3番で3打目をピンそばにつけてバーディー。5番では先に劉艶(中国)にイーグルを沈められてプレッシャーをかけられたものの、バーディーパットをきっちりと決めて20アンダーに乗せた。8番で3つめのバーディーを沈めた。9番で2打目もグリーン手前のバンカーに入れるピンチを招き、結局、ボギーで劉に1打差まで迫られて、後半に入った。
「去年よりもきつい」とうだるような暑さと湿気のなかでも集中力は切らさない。11番のグリーンでは、左に切れる難しいラインをしっかり読み切りバーディーを奪取。14番で劉がボギーをたたき差は2打まで開いた。
第3日にボギーをたたいた16番で、ティーショットを曲げてバンカーに入れて再び危機が訪れたものの、しっかりイメージをつくって打った2打目はピン手前のバーディチャンスにつける好ショット。スコアは伸ばせなかったが、難なく乗り切った。18番では渋野日向子(サントリー)、勝みなみ(明治安田)らともに米ツアーで戦う日本勢がグリーンサイドで見守るなか、バーディーで締めて頂点に立った。

