【芸能人ゴルフ】ビートたけし、きよしと同組で撃沈…79歳里見浩太朗が優勝


大会連覇に挑んだが撃沈したビートたけし

大会連覇に挑んだが撃沈したビートたけし

 ◆第17回叙々苑カップ 芸能人ゴルフチャンピオン決定戦(5月24日、レイクウッドGC=6320ヤード、パー72)

 芸能界のゴルフNo.1決定戦「第17回 叙々苑カップ 芸能人ゴルフチャンピオン決定戦」が神奈川・レイクウッドGC(6320ヤード、パー72)で5月下旬に開催された。優勝したのは79歳の俳優・里見浩太朗。連覇を狙ったビートたけし(69)は51位に沈んだ。俳優、歌手、アイドル、お笑い芸人ら66人による真剣勝負。プロ顔負けのスーパープレーから爆笑の珍プレーまで、華やかなラウンドの模様をお届けする。

 身辺が騒がしかった三遊亭円楽(66)は「体がさっぱり動かない。きっと“心因性”だな」と45位の結果に苦笑い。お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(37)は「今日はやりますよ!」と優勝宣言しながら60位に終わると「フィンスイミングの世界大会で金メダルを獲ります!」と即座に目標を切り替えた。

 芸能界の“アスリートゴルファー”たちは自慢の腕を見せつけた。3月に誕生した第2子のおもりで腕力がついたという俳優の石田純一(62)は「“赤ちゃんパワー”のおかげ」と、ネット71、グロス79の好スコアで3位。77でベスグロ賞を獲得し、6位だった俳優の渡辺裕之(60)は「最終ホールで『9』も叩いてしまった」と悔しがった。

 女性陣では、タレントの叶美香は、姉・叶恭子がコーディネートした「コンセプトは幻のバタフライ」という妖艶なファッション。SKE48の山内鈴蘭(21)は153センチの小さな体で267ヤードのビッグドライブを放ち、ドラコン賞を獲得。昨年に続き新ペリア女子の部連覇も達成し、飛距離と同じ267本の缶ビールを贈られ飛び上がって喜んだ。

 連覇を狙ったビートたけし(69)は、相方のビートきよし(66)と同じ組で回った。「昨年は、橋本マナミっていうきれいなおねえちゃんのお尻を追っかけながらラウンドしていたら優勝できた」というたけしだったが、51位と撃沈。「コイツと一緒だったから、財布を抜かれるんじゃないかと気が気じゃなかった」ときよしをひとにらみした。一方のきよしは、「いつの間にかゴルフバッグに入っていた」というたけしのドライバーを使ってネット73の5位と実力を見せつけた。表彰式では久しぶりのツービート節がさく裂し、大爆笑に包まれた。

 年に1度の芸能人によるゴルフ大会を制したのは、俳優の里見浩太朗(79)だった。昨年は17番の掲示板で自身のトップを知ったとたんにプレッシャーで無念の4位。今年も同ホールで池に打ち込んだがボギーでこらえた。「やっぱりあきらめちゃいけませんね。もうすぐ僕も80歳。皆さんにかわいがられる年寄りとしてがんばっていきたい」。優勝トロフィーとボーナスギャラの100万円の目録を手に満面の笑みを浮かべた。

 初参加の日本プロゴルフ協会・倉本昌弘会長(60)が「大勢の方が早朝から練習場で入念に打ち込むなど、皆さんのゴルフに対する真剣さにびっくりした」と称賛した芸能人たちのプレーぶり。なかなか見ることができない人気者たちの“素の表情”が、ラウンド中のあちこちで見られた。

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