五輪競技対策本部の強化委員会が24日、都内の日本ゴルフ協会で行われ、20年東京五輪ではリオ五輪のような男女の個人戦ではなく、各国3~4人ずつ出場する団体戦を国際ゴルフ連盟に提案することを決めた。
倉本昌弘強化委員長(61)は「ゴルフを知らない方々への普及も考えて、もっと楽しく見てもらえるチーム戦の方がいいのでは、と意見が一致した」と話した。時間短縮に1日9ホール方式や、セッティングを簡単にしてバーディーの取り合いにするなど、盛り上がりやすい設定も提案する。
この日は強化委員会の倉本委員長、小林浩美副委員長(53)、丸山茂樹日本代表ヘッドコーチ(47)の留任も決定。アマのナショナルチームの合宿では、約20年ぶりにプロがラウンド指導する“オールジャパン体制”で強化に乗り出すことも確認された。