賞金女王の賞金シード落ちは、ツアー制施行後では過去4人


17番、2打目がグリーンに乗らず、うつむく森田理香子

17番、2打目がグリーンに乗らず、うつむく森田理香子

 ◆女子プロゴルフツアー大王製紙エリエールレディス 第2日(18日、愛媛・エリエールGC、6474ヤード=パー72)

 2013年賞金女王の森田理香子(26)=リコー=が5バーディー、2ボギーの69で回ったが、通算1アンダーの60位で予選落ち。8年連続の賞金シード入りは、条件だった優勝を逃したことで不可能になった。元女王が出場義務試合数を満たしてシード落ちするのはツアー史上5人目。来季の出場権を懸けて、最終予選会(29日~12月2日、千葉・東急セブンハンドレッドクラブ東C)に臨む。台湾のテレサ・ルー(29)=太陽生命=が、大会コース記録を1打更新する62で、15アンダーの単独首位に浮上した。

 過去の賞金女王の賞金シード落ちは、1988年のツアー制施行後、結婚や出産、引退などを除いて出場義務試合数以上に出場し、翌年の賞金シードを逃した主な例と、出場試合数の変化。

 ▽88年女王・吉川なよ子 99年26試合→00年18試合

 ▽90年女王・高村博美 00年28試合→01年16試合

 ▽92&95年女王・塩谷育代 05年27試合→06年27試合

 ▽98年女王・服部道子 09年28試合→10年0試合

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