ジャンボ尾崎「重大な局面に立たされている」ツアー撤退の可能性も


クラブを持ったままスタートする尾崎将司。9ホール終了時点で腰痛のため棄権した

クラブを持ったままスタートする尾崎将司。9ホール終了時点で腰痛のため棄権した

  ◇男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第2日 (18日、宮崎・フェニックスCC、7027ヤード、パー71)

 ジャンボ尾崎が、引退の可能性すら示唆した。69歳の尾崎将司は、第2ラウンドの9ホール終了後に腰痛のため途中棄権。自身の今季最終戦だったが、不本意な結末で終えることになった。「練習場の姿とコースの中の姿は『別人28号』だから、やっててつまんないわな。練習場だと調子がいいから(試合に)行ってみようかと思うけど」と悔しさをにじませた。

 来年1月24日には70歳の誕生日を迎える。腰痛は治る見込みがないといい、「いずれにしても重大な局面に立たされている」とツアーから撤退する可能性もにおわせた。

 永久シード権を持つ尾崎将は、9月のANAオープンを途中棄権した際に「他の選手に迷惑がかかる。将来のことを考えてさせてもらうよ」と意味深発言。しかし、その後もツアー出場を続けていた。今季は12試合に出場し、9試合で途中棄権。予選通過は1試合もなかった。

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