松山、遼組7アンダー4位浮上…7打差逆転Vへ「攻めていく」


 ◆男子プロゴルフ ISPSハンダ・ワールドカップ第3日(26日、豪州・キングストンヒースGC、7111ヤード=パー72)

 3日目は1つのボールを交互に打つフォアサムで行われ、8位で出た松山英樹(24)=LEXUS=と石川遼(25)=カシオ=の日本は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダーで4位に浮上した。

 「パットがあまりよくない。なんで大事な時にそうなるのかは分からない。パーパットを打ちたくなかった」と本調子ではない松山が1、2番で約1メートルのパットを入れてパーセーブ。石川が「僕は安心して見ていたけどね」と伝えると、松山は「ありがとうございます」と冗談交じりに頭を下げた。

 首位のデンマークとは7打差だが、最終日は各自のボールをプレーし、良い方のスコアを記録するフォアボールで行う。逆転Vへ「あしたは(世界選手権シリーズのHSBCチャンピオンズで優勝した)上海くらいのパットが打てれば、優勝争いも面白くなると思う。厳しい数字だけど、2人がかみ合えば、可能性は十分ある」と松山。石川も「攻めていく」と闘志を燃やした。

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