◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン最終日(27日、高知・Kochi黒潮CC=7315ヤード、パー72)
最終ラウンドは昨夜から降り続く雨の影響で、午前9時から2時間の中断後、中止となった。54ホール短縮競技となり、第3ラウンドまでの成績で順位が決定。前日まで単独首位だった賞金ランク1位の池田勇太が、通算13アンダーで今季3勝目。通算16勝目を挙げ、賞金ランク2位の谷原秀人に約3100万円差をつけた。
次週の最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月1~4日・東京よみうりCC、報知新聞社主催)で谷原が優勝しなければ池田の初の賞金王が決まる。谷原が勝てば、池田の順位次第となる。
1打差2位の正岡竜二は3年連続のシードを死守した。4打差で3位となった11年大会覇者の高山忠洋は2年ぶりの日本シリーズ出場を決めた。S・ハン(米国)、D・オー(米国)、B・ケネディ(豪州)が5打差の4位。
谷原、増田伸洋、宋永漢(韓国)、開催コース所属のホストプロ・片岡大育、薗田峻輔は7アンダーの7位。藤田寛之は3アンダーの26位で2年ぶりの日本シリーズ出場権を手に入れた。14年大会王者の片山晋呉は1オーバーの55位。昨年大会覇者の黄重坤(韓国)は4オーバーの64位となった。