米男子プロゴルフツアーの世界選手権シリーズ、メキシコ選手権は2日(日本時間3日未明)にメキシコ市郊外のチャプルテペックGC(7330ヤード、パー71)で開幕する。世界ランク4位の松山英樹(25)=LEXUS=は1日、アウト9ホールを回って最終調整した。
2月26日付の世界ランクで、中嶋常幸と並ぶ日本男子史上最高の世界ランク4位となったが「あまり気にしていない。モチベーションにはなるが、キープするのは大変。上に行った人でも下に落ちていく世界」と話した。2週前の大会で今季初の予選落ちし、前週は「水曜日まで何もしなかった」とリフレッシュ。先月25日に25歳となって初戦だが「年を取っちゃった。アラサーです」とおどけた。
◆勇太は7キロ増量
世界ランク37位の池田勇太(31)=フリー=は、18ホールを回って最終調整した。標高約2300メートルの高地で「距離でいうと2番手くらい飛ぶ感じ。うまくジャッジしていければ」。2月は福岡県内でトレーニングし「7キロくらい」増量。今季海外メジャー初戦、4月のマスターズへの出場も決まっており「気合はもう絶対に入ってる」と、日本ツアー賞金王は意気込んだ。