アダム・スコット「ここでプレーできることに興奮してる」4年ぶりマスターズ制覇目指す


アダム・スコット(ロイター)

 ◆米男子プロゴルフツアー第81回マスターズ(6日開幕、米ジョージア州オーガスタナショナルGC)

 13年にオーストラリア人で初のマスターズ制覇を達成したスコットが、4年ぶりの優勝へ挑む。「ここでプレーできることに興奮しているよ」。14年4月にスウェーデン人の建築家と結婚後、初のメジャー制覇に強い意欲を示した。

 昨季は2勝。一昨年までは長尺パターで臨み、昨年からはルール改正に伴い短いパターに替えたが、元世界ランク1位はさすがの対応力を見せた。今週は4年前の優勝時と同じで、かつてタイガー・ウッズとのコンビでマスターズ3勝のスティーブ・ウィリアムズ氏がキャディーを務める。「ここではスティーブの経験が不可欠」と歓迎した。

 「今季は優勝争いに絡めていないがショートゲームの調子はいい。ティーショットの飛距離も戻って来つつある」。ゴルフ界屈指のイケメンは「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングとスポンサー契約。日本のファンにもなじみが深く、プレーともどもウェアにも注目が集まる。

 ◆アダム・スコット 1980年7月16日、オーストラリア・アデレード生まれ。36歳。00年6月に大学を2年で中退してプロ転向。23歳だった04年にプレーヤーズ選手権で優勝するなど米ツアー通算13勝。スイングがタイガー・ウッズに似ていたことから「ホワイト・タイガー」の異名を持つ。183センチ、82キロ。家族は妻。

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