◆米男子プロゴルフツアー第81回マスターズ(6日開幕、米ジョージア州オーガスタナショナルGC)
2週前に世界ランク50位以内に滑り込み、10年ぶり2度目のマスターズ出場を果たした谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は4日、優勝候補の世界ランク2位のマキロイ(英国)、ラーム(スペイン)と予選ラウンド同組となった。「またすごいペアリングで、もう疲れちゃいますよね」と苦笑い。
この日は松山と18ホールを練習ラウンド。「攻め方とかをちょこちょこ聞きながら」と4年連続出場の頼もしい東北福祉大の後輩と談笑しながら回った。さらに「英樹に聞いたら、ダスティンよりもマキロイの方が飛ぶって言うから、またどれだけ置いていかれるのか」と笑った。とはいえ、デル・マッチプレーで格上を次々と撃破し4強入りした38歳は冷静だ。「相手を意識しても仕方ないので。自分のゴルフをどこまでできるか。マキロイ、ラームのゴルフを見られるのも楽しみだし、ワクワク感がありますね。マッチプレーの時のように自分をしっかり持ってやれたらいい」。日本ツアー屈指のパット巧者は、安定感抜群のショートゲームで対抗する。