【金谷多一郎のゴルフ進化系アドバイス】<6>ヘッドスピード知って正確な距離感


 ヘッドスピード測定器を練習場に持ち込み、数字でショットの感覚を養ってほしい。量販店で1万円以下で買えるもので十分。特に、スコアメイクを大きく左右するアプローチの距離感はヘッドスピードで把握した方がいい。

アプローチの距離感はヘッドスピードで把握しておくことが大事

アプローチの距離感はヘッドスピードで把握しておくことが大事


 多いのは「3時から9時まで」といった振り幅で距離感をつかむ方法だが、アプローチの距離感はヘッドスピードで養いたい。振り幅だと同じ高さのバックスイングでも状況に左右されてヘッドスピードが変わってしまうことが多々あるからだ。


 計測器で自分のヘッドスピードが把握できれば、それほど狂うことはない。例えば、このくらいの感じで打てば毎秒13メートルで平たんなグリーンなら約20ヤード。毎秒18メートルなら30ヤードと、ヘッドスピードの方が正確な距離感をつかみやすい。


 ドライバーからウェッジまでのフルショット時のヘッドスピードを計測し、それをフィードバックさせれば練習の密度は、が然濃くなる。ドライバーと9アインのヘッドスピードは秒速10メートルほどしか変わらないのだが、もし、ドライバーより3ウッドの飛距離が勝った場合など、ドライバーの打ち方に何らかの飛ばなかった原因があるはず。番手ごとのヘッドスピードを把握しておけば、常に同じスイングで振っているかどうかをチェックできる。=おわり=


 <金谷多一郎>(かなたに・たいちろう)1960年1月2日、東京都生まれ。57歳。8歳でゴルフを始め、日大ゴルフ部では主将。84年のプロテスト合格。87年の伊香保国際オープンでプロ初優勝。現在はレッスンやトーナメント解説などテレビ、雑誌などで幅広く活躍している。夫人は女子プロの(旧姓・藤田)智美。165センチ、64キロ。