◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ最終日(9日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC、7435ヤード=パー72)
セルヒオ・ガルシア(37)=スペイン=がプレーオフで、ジャスティン・ローズ(36)=英国=を下して悲願のメジャー初制覇を果たした。
6アンダーのトップタイの2人は最終組でスタートし、8アンダーで並んで前半を終えた。
ガルシアは10番、11番で連続ボギーをたたき後退したが、15番でイーグルを奪い追い上げ、ローズが17番でボギーとして9アンダーで再び並んでいた。
ローズは18番でバーディーパットを外したが、さらに内側につけていたガルシアもバーディーパットを外し、決着がつかず。ともに9アンダーでプレーオフにもつれ込んでいた。
プレーオフでは18番ホールを使用。ティーショットを右に曲げたローズに対し、ガルシアはフェアウエーをキープ。ローズはボギー、ガルシアはバーディーフィニッシュで優勝。こぶしを握り喜びに浸った。
松山英樹(25)=LEXUS=は4オーバーの28位タイからスタートし、7バーディー、2ボギーの猛チャージ。67でフィニッシュ、通算1アンダーで11位タイだった。