今平、16番まで首位も…失速3位


1番で今平(左)のティーショットを見送る大会名誉会長の長嶋茂雄氏

1番で今平(左)のティーショットを見送る大会名誉会長の長嶋茂雄氏

 ◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 長嶋茂雄招待 セガサミーカップ最終日(9日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 1打差2位から逆転での今季2勝目を狙った今平周吾(24)=レオパレスリゾートグアム=は16番まで首位も5バーディー、2ボギーの69で通算15アンダーの3位に終わった。同じく1打差2位で出た米国のチャン・キム(27)=PING=が、観戦した長嶋茂雄大会名誉会長(81)も驚嘆の平均320ヤード近い飛距離を武器に、ベストスコア66をマークし、逆転で今季&通算2勝目を挙げた。

 大会3年連続の3位以内入りも、悔しさだけが募った。1打差を追った18番。残り246ヤードから、3ウッドでの第2打がグリーン手前の池に入って万事休す。3番で単独首位に立ち16番までは首位を守ったが、後半はチャンスを外して伸ばせなかった。「そこが敗因です。悔しい。得意コースですが勝たないと意味がない。来年リベンジできるように頑張りたい」と無念さをにじませた。

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