3週連続優勝を狙う畑岡奈紗が“スコア誤記”で首位に!? 速報で誤データ流れた理由は


3番、ティーショットを放つ畑岡奈紗。第2日は1アンダー通算3アンダーで7位タイ

3番、ティーショットを放つ畑岡奈紗。第2日は1アンダー通算3アンダーで7位タイ

 ◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディス  第2日(7日、静岡・東名カントリークラブ=6589ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、台湾のテレサ・ルーが65で回って通算9アンダーで首位に浮上した。1打差2位に韓国のイ・ミニョン、2打差3位に吉田弓美子がつけた。

 3週連続優勝を狙う畑岡奈紗は、71と思うようにスコアを伸ばせず通算3アンダー。8位から7位に順位を上げたが、首位との差は2打から6打に広がった。ラウンド後は「疲れはあるかもしれない。まだ体力が足らないと思いました。最後まで諦めないでやりたい」と話した。

 畑岡はこの日、3番でバーディー。続く4番でボギーをたたいた後、5、6番で連続バーディー。6番終了時には通算4アンダーまでスコアを伸ばした。

 しかし、速報を担当しているボランティアが畑岡の4番のスコアを誤って、ボギーではなく「バーディー」と速報用の機械に記入した。そのため、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の公式サイトに掲載されたスコア速報では一時、畑岡が通算6アンダーで首位に。コース内のリーダーズボードでも一時、畑岡が首位タイと表示された。LPGAが間違いに気づき、後ほど訂正された。

 LPGAのツアーでは、各大会ごとにボランティアが速報を担当する。「人がやっていることですから、間違うこともあります」と関係者。時には、勘違いによる“スコア誤記”が発生することもあるという。

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