男子プロゴルフツアーの平和PGM選手権は2日から、PGMゴルフリゾート沖縄(7005ヤード、パー71)で行われる。石川遼(26)=カシオ=は1日、プロアマ戦に出場した。日本ツアーでは3戦連続で予選落ちが続いているが「アイアンに関しては手応えがあった」と不振脱出を見据えた。
台風22号の影響による輸送のトラブルでウェアなどの荷物が届かず、関係者からジャケットを借りてプロアマ戦の表彰式に出席。開幕前から“逆風”が吹いた形だが、プロアマ戦ではアイアンショットが好調だった。「アイアンのミスはほとんどなかった」と自信をのぞかせた。
10月31日は練習ラウンドを回避し約3時間も打ち込んだ。それでもドライバーは本調子ではない。「手応えとしてはあと数週間かかるかな。ただ、いい方向に行っているのは間違いない」。好発進し、復調のきっかけをつかめるか。(高橋 宏磁)