ジャンボ尾崎、松山にエール「人生は重荷を背負っていくがごとしだよ…」


練習場で談笑する松山英樹(右)と尾崎将司

練習場で談笑する松山英樹(右)と尾崎将司

 男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックスは16日から4日間、宮崎・フェニックスCCで行われる。大会最多3勝を誇る尾崎将司(70)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=は日差しの出た午後、練習場で最終調整。ドライビングレンジでショット練習中、4年半ぶりに予選ラウンド同組で回る松山からあいさつを受けた。松山が腕を虫に刺されたことを明かすと「よう刺されるなぁ。バーディーっていう虫か?」と笑顔でちゃかした。

 日本ツアー最多94勝の70歳は、米ツアー日本男子最多5勝の松山に対し「同じ四国出身で、どんどん立派になっていくな。米国大陸だもんなぁ」と声を掛けた。「(同組は)20年前ならよっしゃー、と思うんだけどなぁ」と頬を緩めた。

 全米オープン2位、全米プロ5位など松山の今年の活躍について「成績が示している通り。うらやましいね。俺は日本しか見てなかったけど、ヒデは世界を見てる。今の世界のゴルフについていくように、いろんな方法論を講じながら練習している。大したもんだ」と絶賛。「人生は重荷を背負っていくがごとしだよ…」と苦笑いで2度目の同組対決に臨む。(榎本 友一)

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