【日本Sオレの今年イチ】〈3〉片岡大育、故郷・高知の仁淀川のブルーパワー


 毎年恒例のニュースにはなるんですが、今年の8月に家族と「仁淀川」のほとりでキャンプをしました。仁淀川は生まれ故郷の高知県吾川郡などを流れている川で、全国の河川を調査する「水質ランキング」で1位になったことも。川底が見えるほど澄みきっていて、きれいな川なんです。数年前にNHKのスペシャル番組で「仁淀ブルー」と紹介され、一気に知名度が上がりました。

 姉と兄がいて、毎年8月ぐらいにキャンプをします。上流の方には滝があるんですけど、滝も本当にきれい。澄みきった空気と水の中で過ごす時間は格別です。癒やされますし、リフレッシュになる。今年はキャンプした後の9月の試合で勝つことができました。(仁淀川から)パワーをもらいましたね。四万十川の方が知名度はありますが、仁淀川もぜひ一度、訪れてほしいです。

 日本シリーズは今年で3回目。初出場だった2015年は17位、2度目の出場の昨年は10位と、少しずつではありますが順位が上がってきてます。目標は優勝狙いでいきたいですね。

 ◆片岡 大育(かたおか・だいすけ)1988年10月17日、高知市生まれ。29歳。13歳からゴルフを始め、香川西高時代の2006年、四国アマで大会史上初の高校生王者に。07年にプロ転向し、15年5月の関西オープンで初優勝。16年10月のトップ杯東海クラシックで2勝目。168センチ、68キロ。家族は両親と姉、兄。

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