世界ランク65位の谷原秀人(39)=国際スポーツ振興協会=が日本ツアー最終戦のメジャー、ゴルフ日本シリーズJTカップ(30日~12月3日・東京よみうりCC、報知新聞社主催)への出場登録を済ませたことが20日、分かった。前週のダンロップフェニックス後の「世界ランク100位以内の日本ツアーメンバー(日本人以外を含む)上位3人」の資格で、6年連続11度目の出場権を得ていた。
海外ツアーに主戦場を置く選手を想定し、14年につくられた出場資格。日本ゴルフツアー機構の単独主催大会では出場資格への世界ランク採用は初で、谷原は同資格を使った初めての出場者となる。日本屈指のパット巧者は、昨年の日本プロ選手権制覇で5年シードを獲得。今季は欧米など海外ツアー18試合を転戦。世界選手権シリーズのデル・マッチプレー4位、BMW欧州プロ選手権で3位となるなど奮闘。5位となった9月のANAオープン以来の今季国内5戦目で、世界で磨いた技を披露する。