【日本Sオレの今年イチ】〈4〉宮里優作、長女との初ラウンドに感慨


練習後、宮里(右)は長女・莱杏ちゃん(左から4人目)ら家族と記念撮影を行った

 ◆宮里優作(5年連続7度目)37、フリー=ツアーワールド・カップ、日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯、中日クラウンズ優勝

 俺のニュースといえば、6月に長女の莱杏(らん)が8歳でゴルフ場でラウンドデビューしたことですかね。ラウンドとはいってもハーフ(9ホール)。それでも自分の子供が親と同じ競技をするのは感慨深いものがある。やっぱりうれしかったですよ。

 セットは14本ではなく7本。これまではスナッグゴルフを中心にやっていたので、スコアは言えるようなものではないけど、楽しそうにプレーしてましたよ。スイングもきれいです。自分にも(妹の)藍ちゃんにも(スイングは)似てないけどね。

 これまで莱杏は何度も応援に来てくれてます。(ツアー4勝目を飾った)中日クラウンズではスコアカードを記入していたみたい。試合を観戦した後に自宅で「今日はバーディーが少なかったね」なんて言われることもありますよ。

 莱杏はまだプロゴルファーになりたいとか、そういうことを言ったことはないです。もしなりたいと言っても最初から賛成はしないと思います。プロは厳しい世界。簡単に結果を残せるほど甘い世界ではないですから。

 ◆宮里 優作(みやざと・ゆうさく)1980年6月19日、沖縄・東村生まれ。37歳。レッスンプロの父・優さんの影響で、3歳からゴルフを始める。大阪桐蔭高、東北福祉大時代に日本ジュニア、日本アマ、日本オープンローアマ、日本学生とアマのメジャータイトルを総ナメ。2002年12月にプロ転向し03年からツアー参戦。13年12月の日本シリーズJTカップで初優勝。170センチ、70キロ。家族は妻と1男1女。

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