米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う最終予選会は3日、米フロリダ州デイトナビーチのLPGAインターナショナル(パー72)で最終ラウンドが行われ、畑岡奈紗(18)=森ビル=は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算12アンダーで首位通過を決めた。上位20人が大半の試合に出場できる。横峯さくら(31)=エプソン=は2オーバーの45位、宮里美香(28)=NTTぷらら=は7オーバーの68位だった。
5日間90ホールの長丁場で、第3日以降、首位を守ってトップ通過。「ホッとしている。最後に耐えて(2位に)1打差で1位通過できてうれしい」と14位の昨年から成長を見せた。夏場に日本でスイングを修正。「トップを高くすることを意識した練習をやっていい流れになった」。憧れの宮里藍が引退し、来季米ツアーを主戦場とするのは野村敏京、上原彩子、畑岡の3人。「来年の目標は優勝」と頼もしかった。