【報知プロスポーツ大賞】鈴木愛、初の賞金女王「あと1勝欲しかった」


報知プロスポーツ大賞の授賞式に出席した鈴木愛

 ◆2017報知プロスポーツ大賞授賞式(12日)

 女子ゴルフでは、2勝を挙げ、日本人では13年の森田理香子以来4年ぶり、自身初の賞金女王に輝いた鈴木愛(23)=セールスフォース=が受賞。「女王をとれてうれしいですが、あと1勝欲しかった」と来年も貪欲に勝ちたいと誓った。

 今季米ツアーで2勝し、隣に座った松山英樹(25)=LEXUS=からは「2勝で満足しているのに」とつぶやかれたが、来年の目標にはきっぱり「3勝」を宣言。「5、6勝は夢があるので、(現実的な)3勝をめざしたい」と語り、2年連続賞金女王についても「プレッシャーがかかると思いますが、上位を狙いたい」と意気込みをみせた。

 コース上とは違うドレス姿を披露し「今日はメイクさんにやってもらったので、いつもよりも(化粧は)バッチリです」と上機嫌だった鈴木。年内はゆっくり休みたいそうで、オフの間に「ディズニー(リゾート)に行きたいです」と語っていた。

 ◆鈴木 愛(すずき・あい)1994年5月9日、徳島・三好郡生まれ。23歳。10歳でゴルフを始め、鳥取・倉吉北高2年時に中国女子アマ制覇。2013年にプロ転向。14年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を大会最年少で制しツアー初V。通算5勝。得意クラブはパター。今季は2勝を挙げ獲得賞金1億4012万231円で初の賞金女王に。家族は両親と姉、妹、弟。155センチ、55キロ。

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