◆男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ第1日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)
6年ぶりに国内ツアーを主戦場とする石川遼(26)=カシオ=が国内開幕戦で8バーディー、ボギーなしの63で回り、単独首位スタートを切った。今季、史上最年少で選手会長を務める石川は公約に掲げていたギャラリープラザ(飲食スペース)でのヒーローインタビューを実施するなどコース内外で大活躍した。1打差の2位は重永亜斗夢(29)=ホームテック=ら2人。
石川は選手会長としてファンサービスでも先頭に立った。改革の一つとして発案したピンフラッグ(価格2000円)は、販売2日目にして200枚近い売り上げ。ラウンド後は約20分間、フラッグを手にした多くのファンのサインに応じた。「選手の知名度を上げたい」というギャラリープラザのインタビューには、昨季下部ツアー賞金王の大槻智春(28)を伴い、出演。大槻は「名前を知ってもらいたいので、出させてもらってありがたい」と感謝した。