バンカーショットの練習を行うアン・シネ（カメラ・岩下 翔太）
女子プロゴルフツアーの「ほけんの窓口レディース」は１１日から３日間、福岡ＣＣ和白Ｃ（６２９２ヤード、パー７２）で行われる。「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ（２７）＝ＮＯＷ ＯＮ＝は今季日本ツアー２度目の参戦。会場の練習場は狭く、１７０ヤード以内のショットしか打てないため、大会前日の１０日はコース近隣の街の一般ゴルフ練習場で調整した。練習に励んでいた地元のオジさんゴルファー約２０人は「セクシークイーン」の突然の登場にざわつき、その一挙手一投足を遠巻きに見つめていた。
その後は会場でパットとアプローチを練習。「今日の調子には手応えを感じた。明日、いいプレーができるという期待があります」と前向きに話した。
今大会はギャラリー投票による「ベストスマイル賞」と「ベストドレッサー賞」が設けられている。有力候補のアン・シネは「スマイル・クイーン（キム・ハヌルの愛称）とスマイル・キャンディー（イ・ボミの愛称）がいるので、私は取れないと思います」と韓国の先輩プロを立てながら笑顔で話した。