「セクシークイーン」ピンクの超ミニスカートでアン・シネ予選落ち


1番、ティーショットを放ち、カメラに向かって笑顔で手を振りながら2打目へ向かうアン・シネ

1番、ティーショットを放ち、カメラに向かって笑顔で手を振りながら2打目へ向かうアン・シネ

 ◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース 第2日(12日、福岡CC和白C=6292ヤード、パー72)

 「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(27)は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76で回り、30位から通算4オーバーの58位に後退。予選通過ラインに1打及ばず、決勝決勝ラウンド(R)進出を逃した。今季日本ツアー2度目の参戦で連続の予選落ちとなった。

 アン・シネは17番で値千金のバーディーを奪い、通算2オーバーとして決勝R進出に大きく近づいたが、最終18番で痛恨のダブルボギーをたたいた。残り約100ヤードの第3打をグリーンオーバー。第4打のアプローチをミスしてグリーンに乗せられず、第5打はピンを大きくオーバーした。ボギーパットを外した後、グリーン上で頭を抱えたアン・シネは「泣かないように我慢した」と泣きそうな表情で振り返った。

 第1日(11日)のホールアウト後、韓国に帰国中にあわや玉突きの交通事故の危機に遭っていたことを告白。「私が乗っている車はぶつからなかった。1台後ろの車が守ってくれた。その車はピンク色だったので、第2日はピンク色のウェアでプレーします」と宣言した通り、この日は薄いピンク色のノースリーブシャツ、ひざ上30センチの超ミニスカートで登場した。露出度ギリギリのウェアで、予選通過ライン上ギリギリの戦いを演じたアン・シネに福岡のオジさんゴルファーを中心とした大ギャラリーが熱視線を送った。

 この日は気温25度を超える夏日。日焼けについて問われたセクシークイーンは、シャツに覆われた右肩をチラリと見せながら「そうかもしれませんが、ゴルファーなので日焼けは気にしません」ときっぱり。来週の中京テレビ・ブリヂストンレディス(18~20日、愛知・中京GC石野C)、再来週のリゾートトラストレディス(25~27日、兵庫・関西GC)にも出場する。「まずは予選通過したい」と切実に話した。

 昨季賞金女王で今季も賞金ランクトップの「マネークイーン」鈴木愛(24)は2日連続で4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算8アンダーとして首位をがっちりキープ。今季3勝目へ王手をかけた。

 1打差2位は、5バーディー、ボギーなしの67で回った菊地絵里香(29)。3月にパットの名手の鈴木に指導を受けた成果を生かし、今季初Vを狙う。

 17位スタートの美人ルーキーの三浦桃香(19)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算1アンダー、17位をキープした。

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