近藤智弘が単独首位へ浮上 2日間で15バーディー量産「先週は2日間ゼロ」


18番、パーセーブで通算9アンダーの単独首位を守りギャラリーの拍手に応える近藤智弘 (カメラ・堺 恒志)

18番、パーセーブで通算9アンダーの単独首位を守りギャラリーの拍手に応える近藤智弘 (カメラ・堺 恒志)

 ◆男子プロゴルフツアーメジャー第2戦日本ツアー選手権 森ビル杯第2日(1日、茨城・宍戸ヒルズCC=7384ヤード、パー71)

 2打差10位で出た近藤智弘(40)=ネスレ日本=が8バーディー、2ボギーでこの日のベストスコア65で回り、通算9アンダーの単独首位へ浮上した。石川遼選手会長(26)=カシオ=は伸ばせず、3オーバーの70位で今季初となる2戦連続の予選落ち。ツアー通算48勝の永久シード保持者・中嶋常幸(63)=静ヒルズCC=は、118位で予選落ちし、今大会限りでレギュラーツアーのメジャーからの「卒業」を明言した。

 昨年まで5年連続予選落ちの近藤智が、単独首位で決勝Rへ。今大会からマレット型を使っていたパターをピン型に変更し、2日間で15バーディーを量産。「先週は2日間バーディーゼロで、予選落ちだったのに」と会見場で笑った。昨季、腰痛などの影響で16年守った賞金シードを喪失。今季は生涯獲得賞金25位以内の資格で出場し「久しぶりに楽しいゴルフ」と4年ぶりの7勝目を目指す。

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