◆女子プロゴルフ第2次予選A地区 最終日(29日、栃木・ホウライCC=6323ヤード、パー72)
今季、ツアーに本格デビューした美人ルーキーの三浦桃香(19)=フリー=が1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78と崩れ、4ラウンドで通算17オーバーの66位で、通過ラインに4打足りずに最終テスト(7月24~27日、兵庫・チェリーヒルズGC)への進出を逃した。通算9アンダーで1位通過の稲見萌寧、フジサンケイレディスでホールインワンを達成してツアー史上最高額の特別賞金800万円を獲得した幡野夏生ら48選手が最終テストに進む。
三浦は今季のツアー優先出場権を競う予選会を通過し「単年登録選手」として前半戦に出場しているが、昨年7月のプロ最終テストには同5月に交通事故に遭い、ろっ骨を骨折した影響などで1打及ばず不合格となっていた。今季、2度目のプロテストを2次から受けたが、第1日に78をたたき、67位と出遅れたことが響き、まさかの失敗となった。
今季ここまでサイバーエージェントレディス(4月)で7位になるなど賞金ランク58位と健闘。169センチの長身を生かした豪快なショットと愛くるしいルックスで抜群の存在感を発揮している。シード選手以外の優先出場権を決めるリランキングでも20位に食い込み、今季9月までは、ほとんどの試合に出場できる見通し。来季のツアーに参戦するためには賞金シード(賞金ランク50位以内)を獲得するか、あるいは、再び翌年の優先出場権を争う予選会で好成績を残す必要がある。