成田を出発して約9時間半。夜行便で眠っている間に我が家の待つクイーンズランド州ゴールドコーストに到着。
季節は日本と真逆ですが、時差はたったの1時間。クイーンズランド州にはややこしいサマータイムもありません。
今は冬ですが、ゴールドコーストは冬でも最低気温が10度を下回ることはめったになく、日中は20度前後まで上がって晴れていればポカポカ暖かい。冬は雨も少なく、とてもドライでゴルフには最高の気候です。 時差ボケに悩まされることもなく、日本から到着したその日の朝から元気にゴルフのラウンドができるのもここオーストラリア、ゴールドコーストの魅力。
とはいえ、満席の飛行機でぐっすり眠れなかったうちの娘さんは家に着くなり懐かしい自分のベッドでぐっすり朝寝して、午後からいざ練習へ。
2週間半の日本でのホリデー中に崩れてしまった練習ルーティーンを取り戻すため今日からみっちり練習開始。
オーストラリアでは比較的ジュニアゴルファーは優遇されていて、年間のメンバーフィーも安く、メンバーになれば毎日練習やラウンドが自由にできるというとても恵まれた環境でゴルフに励むことができます。
なので、うちの娘もエメラルドレイクスゴルフクラブとRACVロイヤルバインリゾートという2つのゴルフ場のメンバーで、毎日飽きることなく違った練習場での練習を楽しんでいます。
エメラルドレイクスは娘のコーチが所属するゴルフ場で、屋根付きの打ちっ放し場は夜の9時まで開いていて(日本では当たり前かもしれないですが、オーストラリアではほとんどが5時に閉まってしまうので。。。)、なんと9ホールのナイターのラウンドもできるゴルフ場。コーチのレッスンがある時や、雨の日の練習、冬場の日が短くなった時の練習などはエメラルドレイクスのゴルフ場で練習します。
RACVロイヤルパインリゾートは練習グリーン、チッピングエリアが充実した27ホールのチャンピオンシップコース。毎年ここではオーストラリアンPGAチャンピオンシップが行われます。去年はセルジオガルシア、アダムスコット、マークリーシュマンなど有名選手が勢ぞろい!もちろん家族総出で毎年観戦しに行きます。ゴルフ場のすぐ向かいにコールスという大手の食料品スーパーがあって練習の帰りによくそこで買い物するのですが、去年はトーナメントの前日になんとガルシアとそのスーパーでばったり!普通にTシャツ短パンで周りの人は誰も気づかないんです!!娘はキャーキャー言ってサインもらって写真も撮ってもらいました!ゴルフ場で会うならともかく、スーパーでガルシアに会うなんて!
さて、来週から2つ続けて大きなジュニアのトーナメントがあります。最初のトーナメントは7月の第1週に行われるクイーンズランドボーイズ&ガールズアマチュアで、その後続けて第2週にはニュウサウスウェールズジュニアチャンピオンシップ。最初のトーナメントは家から北へ440キロ、車で約5時間のバガーラという田舎の町。1日だけ家に戻ってきて、2つ目のトーナメントは家から南へ730キロ、車で約8時間のニューキャッスルという所で行われます。2週間で北へ南へ2000キロ強の車の旅。運転手、頑張ります!
◆肥後 正史(ひご まさふみ)
1969年8月10日生まれ 来年で半世紀を迎えます!(笑)高校時代はサヨナラの場面で三振しましたが一応甲子園球児(汗)その後大学野球のため渡米しテキサスの大学で在学中全米準優勝を経験、当時は野茂さんも未だメジャーデビューしておらず、白人至上主義のテキサスでは人種差別を受けながらも日本人プレーヤーとして日本の野球を伝える。遠征ではKKK(クー・クラックス・クラン)にも行ったり、乱闘試合を3度体験(2度は私が理由…)
帰国後は出身地鹿児島の総合商社に入社、在籍中豪州に駐在。
その後日本に帰国しテックス インターナショナル エージェンシーを設立、野球用品 Team TIAを立ち上げ現在に至る。
娘の莉音が4年前からゴルフをはじめ夫婦で娘のゴルフ活動をサポート
今年の8月からは Evolve Athlete Academy(EA2)という現役ゴルファーの親が、親の目線で運営する「アスリートの将来に役立つ」ゴルフアカデミーを設立。http://golf.teamtia.co.jp自分が経験した海外スポーツ体験を生かし、より多くの日本人アスリートに国境、言葉のハンディを超えて、将来に役立つより良い経験をしてもらう為のサポートをする。