福嶋浩がバセドー病の投薬治療をしながら出場


ドライビングレンジでの練習を終え、引き揚げる福嶋浩子

ドライビングレンジでの練習を終え、引き揚げる福嶋浩子

 女子プロゴルフツアーのゴルフ5レディスは31日から3日間、岐阜・みずなみCC(6545ヤード、パー72)で行われる。日米通算26勝の福嶋晃子(45)=フリー=の妹で、ツアー1勝の浩子=オセアン大洋建設=が41歳の誕生日を迎えた30日、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドー病を患っていることを公表した。

 この日のプロアマ戦後、「40歳は過酷な1年だった。新しい1年の始まりと思って楽しみにしている。治療しながらのシーズンだけど、だいぶ良くなっている」と気丈に語った。福嶋浩は昨季中盤から動悸(どうき)や手足の震えなど体調に異変を感じ、今年1月に病気が判明した。「(原因が分かって)すごくすっきりした」。現在は投薬治療を続けている。

 今季8試合目。「体重の増減(9キロ痩せて10キロ増)が激しく、体がついてこないというのはあるけど、ゴルフができるだけで楽しい。難しい部分もあるけど、今は普通に球数も打てるようになった」と話した。今季のツアー出場は最後の見通しで、10月末から行われる来季出場権を懸けた2次予選会を受験する予定となっている。

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