石川遼、ウッズ&松山から刺激「どれだけ離されてしまったんだろう、という気持ち」


プロアマ戦でプレーした石川遼

プロアマ戦でプレーした石川遼

 男子ゴルフツアーのトップ杯東海クラシックは27日から4日間、愛知・三好CC西C(7330ヤード、パー72)で開催。09年大会覇者の石川遼選手会長(27)=カシオ=は風邪気味ながら、かつて米ツアーで戦ったタイガー・ウッズ(42)=米国=の5季ぶりの復活優勝や盟友・松山英樹(26)=LEXUS=の活躍に刺激を受け、再起を期した。

 憧れのウッズの通算80勝はテレビを録画してじっくりと見た。「アイアン(ショット)とパットは世界一。いかに自分との戦いに勝つか」と感動を覚えた。世界で3人しかいない、5年連続プレーオフシリーズ最終戦進出を果たした同じ学年の松山については「ドライバーやアイアンはトップクラス。どれだけ離されてしまったんだろう、という気持ちが隠しきれない」と苦笑い。それでも「自分は自分のゴルフでそのレベルまでいきたい」と石川。まずは16年8月以来の通算15勝目に挑む。(榎本 友一)

 〇…石川の所属マネジメント会社ケーアイ企画が、福島・棚倉田舎倶楽部の経営権を取得した。「米ツアーに行って、コースに対しての興味が強くなった」と石川は今後、改修予定のコース監修にも携わる予定。既に栃木・ロイヤルメドウGCの監修もしている。日米大学対抗選手権のトピーカップを長年開催するなど「元々、ジュニア育成に理解のあるゴルフ場。自分が頑張っていろんなゴルファーが集まる場所にしたい。一番はゴルフの裾野を広げたい」と展望を熱く語った。

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