金谷拓実と中島啓太が首位と2打差の3位で最終日へ 松山英樹以来のアジア制覇なるか


金谷拓実

金谷拓実

  ◆男子ゴルフアジア・パシフィックアマチュア選手権<第3日>(6日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC=6847ヤード、パー70)

 雷雲接近による約2時間の中断を経て、第3ラウンドが終了した。9月の世界アマ2位の金谷拓実(20)=東北福祉大2年=が6バーディー、ボギーなしの64をマーク。アジア大会男子個人&男子団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=とともに、首位と2打差8アンダーの3位へ浮上した。最終日逆転で、松山英樹以来となる日本人2人目の大会制覇の期待がかかる。

 日米ツアー通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=は、3日連続の69で3アンダーの16位へ後退。昨年の日本アマ王者・大沢和也(21)=日大4年=と初出場の呉司聡(20)=イーストテネシー州立大2年=は、ともにイーブンパーの30位へと後退した。

 昨年大会覇者の林ユウシン(中国)が、大会コース記録更新の62をたたき出し、通算10アンダーの首位に浮上。2010、11年の松山英樹(当時・東北福祉大)以来の2人目の大会連覇に挑む。

 今大会優勝者には来年4月のメジャー、マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)と同7月の全英オープン(アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)出場権が与えられる。2位は、全英オープン最終予選会出場権を得る。

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