アジアアマは雷雲接近のために中断中 金谷拓実が64をマークし、首位と2打差の暫定5位へ急浮上


アジアアマ第3ラウンドをプレーした金谷拓実

アジアアマ第3ラウンドをプレーした金谷拓実

 ◆男子ゴルフ アジア・パシフィックアマチュア選手権<第3日>(6日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC=6847ヤード、パー70)

 午後12時37分に雷雲接近のため、中断に入った。6人が出場している日本勢では、9月の世界アマ2位の金谷拓実(20)=東北福祉大2年=が6バーディー、ボギーなしの64をマーク。通算8アンダーで、首位と2打差の暫定5位まで順位を上げている。

 初出場の呉司聡(20)=イーストテネシー州立大2年=は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、イーブンパーで暫定31位につけている。昨年大会覇者の林●(「金」へんに「玉」)キン(中国)が、大会コース記録更新の62をたたき出し、K・K・リンパス(タイ)とともに、通算10アンダーの暫定首位に並んでいる。

 アジア大会男子個人&男子団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=は15番まで終えて7アンダーの暫定7位。日米ツアー通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=は18番の第2打まで終えて、4アンダーの暫定14位となっている。昨年の日本アマ王者・大沢和也(21)=日大4年=は16番まで終えて、2アンダーの暫定20位へ後退している。

 今大会優勝者には来年4月のメジャー、マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)と同7月の全英オープン(アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)出場権が与えられる。2位は、全英オープン最終予選会出場権を得る。2010、11年に松山英樹(当時・東北福祉大)が連覇している。

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