男子シニアプロゴルフツアーの富士フイルム選手権は1日から3日間、茨城・江戸崎CCで行われる。1日は今季賞金王のプラヤド・マークセン(52)=タイ=、米山剛(53)=ヨネックス=、伊澤利光(50)=フリー=が同コースで会見を行った。
米山は神奈川・南足柄市の富士フイルム足柄工場に勤務していた両親が社内結婚して誕生。ゴルフを始める12歳までは同社の工場を“遊び場”にしており、思い入れの深い会社の主催大会だ。最終日の3日には足柄工場から応援団がバス6台で来場予定。「3時間近くかけて来てくれるので、本当にありがたい。まるで地元大会のよう。最終日に優勝争いができる位置で頑張りたいですね」と奮い立った。
今年から変更されたコースは全長6991ヤード、パー71。グリーンの小さな林間コースでレギュラーツアー並みのタフなセッティングだ。前日本プロゴルフ協会会長で今大会のトータルプロデューサーを務める松井功氏は「数々のトーナメントを開催している名門コース。グリーンも素晴らしい状態に仕上がっています」と熱戦に期待を込めた。