◆日タイ親善試合・アマタフレンドシップカップ第1日(21日、タイ・アマタスプリングスCC)
気温33度の暑さの中、新規大会が開幕した。男女ペアによるマッチプレーで争い、日本は2勝2分け4敗で3ポイントを獲得、5ポイントのタイにリードを許した(勝ち=1ポイント、引き分け=0・5ポイント、負け=0ポイント)。
海外初体験となった原は時松と組み、第1試合でマークセン、モリヤ・ジュタヌガーンを6アンド5で下した。「すごく楽しくてあっという間に終わった。トップバッターで勝つことができてよかった」と笑顔で振り返った。第一印象を「かわいいですね」と照れながら語った時松は「(原に)近くまで飛ばしてもらい、自分はパットで頑張れた。うまくかみ合った」とうなずいた。
同じペアで挑んだ午後の第7試合はミーサワット、タナポルブーンヤラスのペアを4アンド3で下して、2連勝を飾った。原は12番で7メートルのバーディーパットを沈めるなど、時松とともに6バーディーを量産した。「負けたくなかった。いいパートナーに恵まれて、楽しかった」。2ラウンドを終えた美人プロは仲間に感謝し、心地よさそうに汗をぬぐった。
男子チームの主将は、師匠・尾崎将司の弟で通算32勝の尾崎直道が務める。ジャンボ軍団の一員の原は「直道さんの存在は心強い」と信頼を寄せる。日本チームは地元・タイを2ポイント追いかけ、2日目に巻き返しを図る。