アマ2冠吉田優利、小平智組がドロー


アマの吉田優利(左)、小平智組

アマの吉田優利(左)、小平智組

 ◆日タイ親善試合 アマタフレンドシップカップ第1日(21日、タイ・アマタスプリングスCC)

 【21日=岩原正幸】気温33度の中、新規大会が開幕。男女ペアによるマッチプレーで争い、日本は2勝2分け4敗で3ポイントを獲得、5ポイントのタイにリードを許した。今季日本女子アマ&日本ジュニア2冠のアマ・吉田優利(18)=千葉・麗沢高3年=は、米ツアー1勝の小平智(29)=Admiral=と組んで引き分け。畑岡奈紗(19)=森ビル=、谷原秀人(40)=国際スポーツ振興協会=のペアは敗れた。

 16番パー5、吉田が40ヤードの第3打を2メートルに寄せ小平がバーディーで仕留めた。引き分けに終わったが息の合ったプレーを見せ、小平から「すぐにでも(プロで)活躍できる」と絶賛された。

 吉田は今夏、2003年の宮里藍さん以来となる同一年のアマ2冠に輝いた。来年11月に国内の最終プロテストを控え、将来は米ツアーで活躍を目指す。「小平さんに『緊張しないんですか?』と聞いたら『俺は楽しんでるよ』って。ショットもビタビタつけていた」。世界基準の心と技を学んだ。来春のマスターズ前週に行われるオーガスタ・ナショナル女子アマ選手権(米国)に出場する女子高生は「小平さん、谷原さんに(コースについて)聞きます」と予習も意欲的だった。

最新のカテゴリー記事