2019年、あっという間に1月が終わり、「明けまして・・・」のタイミングを完璧に逃したわけですが(汗)、今年も季刊更新目指して頑張っていこうと思っております。どうぞ、今後とも当コラムを宜しくお願い致します。
さて、日本は寒い日が続き、先日は東京でも雪が降ったとか。一方こちら、南半球、真夏のニュージーランドは、ゴルフシーズンのピークを迎えています。そんな中、年末年始のJGNZゴルフキャンプは、おかげさまで満員御礼。オフシーズンの日本を抜け出して、新たに3人のジュニアゴルファーが、ここニュージーランド南島まで合宿に来てくれました。
また同時期に、アメリカの大学ゴルフ部でプレーしている長女の桃花も、クリスマス休暇を使ってニュージーランドに一時帰国。キャンプ期間中は、日本のジュニア達と一緒に練習に励み、時にはコーチ役も担ってくれました。
ところで、去年の9月、桃花が所属するぺパダイン大学女子ゴルフ部に、IMGアカデミーから、シーファンっていう子がフレッシュマンで入ってきたんですね。「シーファン、中国人だけど日本語ペラペラなんだよ。小さい頃日本に住んでたんだってー」なんていう話は、以前、桃花から聞いていたのですが、、、。
なんと、そのシーファンのことを「わたし、あの子のこと知ってますぅ」と、JGNZキャンプ常連の風花さんが言うではありませんか!
なんで、なんで?(謎)
聞けば、昔2人は関西の同じジュニア アカデミーで練習していたとのこと。早速、桃花がシーファンに「ふうかって知ってる?今、ニュージーランドで一緒に練習してるんだけど」とメッセージをしたら、「えーえー、なんで?なんで?」と、こっちよりもビックリしていたそうです。(笑)
ほんと、ジュニア ゴルフ業界の狭さにはビックリ。この調子だと近い将来、桃花、風花、シーファンの3人が、どこかで一緒に練習するチャンスがあるかもしれませんよ。
さてさて、毎度のことですが、今回も初めてニュージーランドへ来たジュニア達は、NZ南島のゴルフ環境にビックリすることばかり。「本当に芝の上から打てるんですねー」に始まり、「ここならアプローチもパッティングも好きなだけ練習できるぅ、ヤッタ」、「でもなんで、ニュージーランドの人は練習してないんだろ?(みんな練習よりラウンドの方が楽しいからです)」、「どうして自由にコースに出て大丈夫なんですか?(コンペやっていない時間帯で、ホームメンバーだから)」、「こっちのゴルフ場って門がないんですね(言われてみれば確かに・・、お陰で営業時間気にせず、日の出から、日の入りまで練習できる)」などなど。
そんな練習環境に魅せられて、大阪出身の風花さんは今回が3度目のニュージーランド。NZでの経験を活かして、この秋、再度プロテストに挑戦します。
そして、昨年7月にニュージーランドへやってきた梨音さんに続き、妹の梨杏さんが新年からキャンプに合流。6月下旬までこの地で、姉妹で切磋琢磨しながら同じく秋のプロテストを目指します。
だまだトーナメントシーズンが続くニュージーランド。2月はダニーデンで南島ストロークプレー、3月は地元クライストチャーチでNZストロークプレー、4月はオークランドでアカラナ オープン、南島U19と大きな試合が続きます。夏の暑さに負けず、日々練習に励む姉妹の活躍は、次回のコラムで紹介しようと思います。お楽しみに。
◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴 オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味 家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)