松山英樹、4打差から伸ばせず6位「気持ちも高ぶっていた」


 ◆米男子プロゴルフツアー メモリアル・トーナメント最終日(2日、米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)

 3位から4打差を追った松山英樹(27)=LEXUS=は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72と伸ばせず、通算11アンダー6位。17年8月以来の優勝には届かなかった。松山と同組で回り64をマークしたパトリック・カントレー(27=米国)が19アンダーで通算2勝目。25位から出たタイガー・ウッズ(43=米国)は67と猛追し、9アンダー9位だった。

 最終組の1つ前の組で出た松山は、17年8月の全米プロ以来の優勝争いに臨んだ。だが、6番パー4の第2打が池につかまりダブルボギー。優勝した同組のカントレーが3連続バーディーで伸ばす中、後半も10番を3パットでボギーと流れを引き寄せられなかった。72と伸ばせず、6位に終わり、「昨日の夜寝る前から体温が高かった。久々ということで気持ちも高ぶっていた」と語り、「悪いゴルフではなかった」と、次戦へ手応えもつかんだ。

 次戦はメジャー第3戦、全米オープン(13日開幕・米カリフォルニア州ペブルビーチGL)。日本人初のメジャー制覇に期待がかかる27歳は、「今週課題が多く見えたので、この1週間で克服できたら」と、意気込んだ。

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