黄金世代・渋野日向子は67で10位浮上 初の全英切符を懸けて決勝Rへ


9番ホールの待ち時間で軽食を手に笑顔の渋野日向子

9番ホールの待ち時間で軽食を手に笑顔の渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ第2日(28日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 初日72で24位から出た国内メジャー1勝の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は5バーディー、ボギーなしの67で回り通算5アンダーで10位に浮上した。前半に12、13番、17、18番と2度の2連続を含む4バーディーを量産。後半6番でも4メートルを決めてスコアを伸ばした。

 内容としては好機を多く作っていたため「9つ(9アンダー)くらい出る勢いだった。後半はもったいないのが多かった」と振り返った。昨年大会では初日に9番パー3でホールインワンを達成し、特別賞金600万円をゲットした。一方、今年は改修された同じホールで初日に池ポチャのダブルボギー。「いいイメージでいけると思っていたら変わっていた。別のショートホールでした」と笑い飛ばした。

 初の海外メジャー出場を目指す黄金世代の一員は賞金ランク8位(約4072万円)。今週終了時のランク上位5人には8月のAIG全英女子オープンの出場権が与えられる。ランク5位とは約594万円差で、単独7位(700万円)以上が最低条件となる。

 「全英はめっちゃ、気にしています。その中で自分がどういうプレーができるか」と渋野。首位と6打差で迎える決勝ラウンドに向け、「かなり伸ばさないと上位には行けない。攻めていかないと」と気を引き締めた。

最新のカテゴリー記事