◇女子プロゴルフツアーニッポンハムレディス 第3日(13日、北海道・桂GC=6602ヤード、パー72)
雨と風の中、27位で出たアマチュアの安田祐香(18)が5バーディー、1ボギーの68をマーク。ホールアウト時点で通算5アンダーの11位へ浮上した。「ショットも良かったし、フェアウェーもしっかりキープできました。ミスは、(バンカーで目玉となった)10番と(ボギーとなった)18番だけでしたね」と納得顔で振り返った。
1番で3メートル、6番は2メートルを沈めてバーディー。9番は残り164ヤードから、6アイアンでの第2打を1・5メートルにつけて伸ばした。「雨は霧雨みたいで嫌でしたが、その中でもアンダーパーで回れて良かった。海外は風が吹くので今回は良い練習になりましたね」。出場権を持つAIG全英女子オープン(8月1~4日・ウォバーンGC)での強風を意識して、低い球をあえて試すなど、貴重な収穫と課題を手にした。
ホールインワン賞300万円のかかった16番パー3は、7アイアンで60センチにつけてバーディー。「左奥のピンで、フォローで右手前に乗ればいいかな、と思って打ったら、風に負けずにピン筋に飛んでいった」。アマチュアでもホールインワン賞の賞金は手にできただけに「賞金のあるプロの試合ではできるだけ狙いたいと思っていて。入っていたら、全英にも楽に行けたのに」と苦笑いを浮かべていた。