日本女子プロゴルフ若年化進む 優勝者の母親は2週連続で39歳!


初優勝した稲見萌寧は、原英莉花と抱き合い喜んだ

初優勝した稲見萌寧は、原英莉花と抱き合い喜んだ

 ◆女子プロゴルフツアー センチュリー21レディス 最終日(28日、埼玉・石坂GC=6470ヤード、パー72)

 首位から出た稲見萌寧(もね、19)=都築電気=が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算9アンダーでツアー初優勝を飾った。8人の優勝者がいる1998年度生まれの「黄金世代」の1学年下の1999年7月29日生まれ。「はざま世代のダイヤモンドを目指します」と力強く話す稲見が19歳の最後の日に頂点に立った。

 1打差2位は青木瀬令奈(26)=三和シヤッター工業=と韓国のイ・ナリ(31)=GOLF5=。原英莉花(20)=日本通運=は4打差7位に終わった。

 今季、日本女子プロゴルフツアーは一気に若年化が進んでいる。ここまで21戦のうち、20~21歳の黄金世代が7勝。黄金世代より1学年下ではタイのS・ランクン(19)=大倉=と今回の稲見がそれぞれ1勝を挙げた。

 体力も必要とされる夏場に入り、若年化はさらに拍車がかかっている。直近の4試合の優勝者は、20歳の渋野日向子(RSK山陽放送)、19歳のランクン、21歳の小祝さくら(ニトリ)、19歳の稲見で、平均19・75歳。ちなみに小祝の母・ひとみさん、稲見の母・直子さんは、ともに39歳。2週連続で優勝者の母親が30代という驚きの結果になった。

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