1977年全米女子プロ覇者・樋口久子、LPGAの小林浩美会長が、渋野日向子のメジャー制覇を祝福


 ◆米女子プロゴルフツアー メジャー第5戦 AIG全英女子オープン最終日(4日、ウォバーンGC=6756ヤード、パー72)

 42年ぶり2人目のメジャー優勝の快挙を達成した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=について、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の顧問で、1977年全米女子プロ選手権を制した樋口久子顧問(73)と米ツアー4勝の小林浩美会長(56)が、LPGAを通じて祝福のコメントを発表した。

 樋口顧問「優勝おめでとうございます。無欲が、手繰り寄せた勝利といえるでしょう。予選通過だけを目標に、気負いがなく、日本で戦っているように伸び伸び、自然体でプレーをしていた印象です。また、随所に得意のパッティングが冴えていた。そして好条件がそろっていたことも見逃せません。今回のウォーバーンGCは日本によく似た起伏のある林間コースです。そして日本から大勢の応援団も駆けつけ、さらに全幅の信頼を置くコーチが、キャディーとして支えたことも大きな力になったと思いました。待ちに待った日本人のメジャー優勝、私としても本当にうれしいです」

 小林会長「おめでとうございます。快挙です。ついにやりました。日本のLPGAツアーからいきなりメジャー優勝です。メジャー優勝者を送り出すことは、日本女子プロゴルフ協会の目標であり、2013年から取り組んでいます。ツアー強化が実り、二重の喜びです。このままガンガンいってください」

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