渋野日向子、上がり3連続バーディーで1アンダー「アンダーで終われたのは予想外」


16番、ショットの合間にチョコレート菓子を食べる渋野日向子(カメラ・関口 俊明)

16番、ショットの合間にチョコレート菓子を食べる渋野日向子(カメラ・関口 俊明)

 ◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス第1日(29日、北海道・小樽CC=6650ヤード、パー72)

 渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は4バーディー、3ボギーの71でホールアウトした。1アンダーで、首位とは4打差の暫定15位につけている。

 10番からスタートすると、パーを続けて迎えた17番で4メートルから3パットのボギーをたたいた。18番で第2打を1メートル半につけてバーディーを取り返した。前半をイーブンで折り返し、後半1番、第1打を左に曲げてボギーとし、3番もボギーで一時は2オーバーとなった。それでも、7番パー3で1メートルを沈め、8番は1メートル半、9番パー5では2オン2パットの3連続バーディー締めでギャラリーを沸かせた。

 渋野は「2オーバーまでいったけど、アンダーで終われたのは予想外。(体調は)もう大丈夫です。途中で気持ちの切り替えは? 特にしていないですが、バーディー取ったら早く終われるかなと思った」と話した。

 大会前には急性副鼻腔(びくう)炎を発症。28日のプロアマ戦後には調整不足による不安を明かし、予選落ちを覚悟するようなコメントをしていたが、「1日目にどういうスコアで回るかで、次の日のモチベーションにもつながる。アンダーで回れたことで明日へ望みはある。明日いいゴルフができれば」とうなずいた。「まだショットに不安な部分もあるので練習したい。パットは距離感を修正できれば」と意気込んだ。

 67で回った丹萌乃(22)=ディライトワークス=が首位に立っている。渋野と同組の比嘉真美子(25)=TOYO TIRE=らが69で2位につけている。

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