「渋野日向子さんのようになりたい」天才少女・須藤弥勒さんの大きな目標


小さな体を目いっぱい使ってティーショットを放つアマチュアの須藤弥勒

小さな体を目いっぱい使ってティーショットを放つアマチュアの須藤弥勒

 女子プロゴルフのゴルフ5レディスは6日から3日間、茨城・ゴルフ5Cサニーフィールド(6380ヤード、パー72)で行われる。小学2年生の須藤弥勒(すとう・みろく)さん(8)が5日、同会場で行われたプロアマ戦に出場し、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(56)、今季賞金ランク18位の岡山絵里(23)=ニトリ=らと同組でプレーした。18番パー5では残り109ヤードの第3打を6ユーティリティーでピン筋に絡めるスーパーショットを披露した。

 昨年7月の世界ジュニア(6歳以下)で2連覇した須藤さんは昨年大会のプロアマ戦に出場。日本女子プロゴルフ協会によると「プロアマ戦の参加者の年齢の正確な記録はないが、最年少出場は確実」という“快挙”を達成した。2年連続となったプロアマ戦では、さらに成長した姿を見せた。

 “天才ゴルフ少女”の目標は大きい。海外メジャーのAIG全英女子オープン(8月1~4日)を制した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=の存在が大きな励みになっている。

 「渋野さんは最後のバーディーパットを強気に入れたことが本当にすごい。ショートのパットは入る可能性がゼロです。私も強気なプレーを続けたい。将来は渋野さんのように海外メジャーに勝ちたい。『須藤弥勒、ここにあり』と言われるように頑張ります!」

 プレーと同じように元気はつらつと野望を明かした。まだ、8歳になったばかり。その可能性は無限大に広がっている。

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