◆女子プロゴルフツアーメジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日(15日、兵庫・チェリーヒルズGC=6425ヤード、パー72)
畑岡奈紗(20)=森ビル=が第2日からの首位の座を守り、最年少(20歳245日)での国内メジャー3勝目を達成した。国内では昨年のTOTOジャパンクラシック以来の勝利で、これで日米通算7勝となった。
最終日は1、2番で幸先良く連続バーディーを決めると、8番でもバーディーと順調にスコアを伸ばした。15番パー4では残り70ヤードから、58度ウェッジで直接ホールに放り込むスーパーイーグルも飛び出し、畑岡も思わずバンザイして喜んだ。1イーグル、5バーディー、2ボギーで4日連続の60台となる「67」。通算18アンダーで2位とは8打差のぶっちぎり優勝を果たした。優勝賞金3600万円を手にし、これで宮里藍の27試合を抜き、日本人最速となる17試合での国内ツアー獲得賞金1億円突破となった。“黄金世代”筆頭格としての実力を存分に見せつけた。
◆畑岡の日米通算7勝一覧(★はメジャー、☆は米の試合)
2016年 ★日本女子オープン(アマ時代)
2017年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン、★日本女子オープン
2018年 ☆アーカンソー選手権、TOTOジャパンクラシック(日本開催も米メンバーで出場)
2019年 ☆起亜クラシック、★日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯