◇女子プロゴルフツアー 報知新聞社後援 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日(28日、宮城・利府GC=6505ヤード、パー72)
強い日差しの下、第2ラウンドが行われ、大ギャラリーを引き連れてスタートした、49位から出た、8月の全英女子オープン覇者で前週優勝の渋野日向子が6バーディー、3ボギーの69で回り、暫定で通算イーブンパー20位でホールアウトした。渋野は同じ1998年度生まれの黄金世代で仲のいい大里桃子、臼井麗香と楽しそうに会話を交わしながらのラウンド。10番から出て、12番で3メートルを沈めて、この日最初のバーディーを奪うと、14、15番で連続バーディーとし、大ギャラリーを沸かせ、前半でスコアを2つ伸ばして、一時12位まで順位を上げた。
後半は2番パー5で約1メートルを沈めると、迎えた最終9番パー4。この日最多の約300人の観客が見守る中、バーディー締め。トレードマークの笑顔で大歓声に応えて見せた。
2位から出た、比嘉真美子が前半9ホールを終えて、通算8アンダーで単独首位に立っている。6位スタートの畑岡奈紗がスコアを4つ伸ばし、首位と1打差の2位に浮上している。