４番、ティーショットを放つ畑岡奈紗
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第３戦・日本女子オープン最終日（６日、三重・白山ヴィレッジＧＣクイーンＣ＝６４７９ヤード、パー７２）
首位タイから出た畑岡奈紗（２０）＝森ビル＝が６バーディー、３ボギーで、全選手唯一の４日間６０台となる６９。通算１８アンダーで２位に４打差をつけて、２０歳２６６日の最年少メジャー４勝目を達成した。
畑岡は優勝会見で、試合に帯同する母・博美さん（４９）への感謝を口にした。「米国は違う文化で、ご飯を準備するのも材料がそろわなくて苦労をかけた。すごくありがたい。妹がまだ高校生でさみしい思いをさせているので、少しでもいい結果で恩返ししたかった」。８番では母が作ったおにぎりを食べて栄養補給し、ここから連続バーディーと勢いに乗った。母によると、味は男梅ふりかけとシャケだという。
今季残りについては「（米ツアーの）アジアシリーズが再来週から始まる。あと２勝できるように。最終戦のＣＭＥツアー選手権（１１月２１日～２４日、米フロリダ州）は大きな大会なので照準を合わせたい」と意気込みを語った。