黄アルムが7アンダーの単独首位発進 最終ラウンドはツアー初の無観客試合に


2番ティーショットを放つ渋野日向子

2番ティーショットを放つ渋野日向子

 ◇女子プロゴルフツアースタンレーレディス 第1日(11日、静岡・東名CC=6572ヤード、パー72)

 超大型の台風19号の接近により、午後1時40分に降雨のため約40分間の中断を経て、第1ラウンドが終了した。ツアー通算4勝の黄アルムが8バーディー、1ボギーの7アンダー、65をマークして単独首位発進を決めた。

 初優勝を狙う篠原まりあ、通算3勝の菊地絵理香は2打差の2位。武尾咲希、森田遙、アマチュアの星川ひなのは4アンダーの4位で追う。アマチュアの神谷そら、山路晶、成田美寿々、穴井詩は3アンダーの7位に並んだ。

 イ・ボミ(韓国)、大会主催のスタンレー電気とスポンサー契約する三浦桃香は2アンダーの13位。8月の海外メジャー、AIG全英女子オープンを制した渋野日向子は3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダーの25位につけた。

 台風19号が上陸予定の12日の第2ラウンドは、開催中止が決定。47位タイまでの61人が予選を通過した。

 第1ラウンド後、大会実行委員会は13日の最終ラウンドはギャラリーの安全と競技成立に観点から、ツアー史上初となる無観客で行うことを発表した。未使用の前売り券の払い戻しについては、購入した各プレイガイドの払い戻し方法に従って期間内で受け付けるという。

 最終ラウンドの実施ホール数については、13日早朝のコース状況などを見て決める方針。復旧作業次第では最少でセカンドカットを行い、25位タイまでの31人による27ホールを実施し、競技成立を目指すという。

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