ツアー初の無観客での9ホール決戦 渋野日向子はベストスコアで3打差の6位 黄アルムが逃げ切って通算5勝目


無観客の18番をバーディーでフィニッシュし、同組の新垣比菜(左)と握手する渋野日向子

無観客の18番をバーディーでフィニッシュし、同組の新垣比菜(左)と握手する渋野日向子

 ◇女子プロゴルフツアースタンレーレディス 最終日(13日、静岡・東名CC=6572ヤード、パー72)

 超大型の台風19号が抜け、10番からの9ホールを47位タイまでの61人が参加し、1988年のツアー制施行後、初となる無観客試合が終了した。単独首位で出た黄アルム(31)=韓国=が1バーディーの35で、通算8アンダーで今季初優勝。ツアー通算5勝目を挙げた。

 菊地絵理香、武尾咲希、篠原まりあ、アマチュア・星川ひなのが2打差の2位。8月のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は25位から出て4バーディー、ボギーなしの32で回り、通算5アンダーの6位。イ・ボミ、笠りつ子、全美貞(いずれも韓国)、稲見萌寧、森田遙が5アンダーの6位で続いた。

 山路晶は4アンダーの12位。大会主催のスタンレー電気とスポンサー契約する、ホステスプロの三浦桃香は3アンダーの13位で今季自己最高位で終えた。

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