ツアー初の無観客での9ホール決戦 渋野は4つ伸ばして通算5アンダーでホールアウト スタンレーレディス最終日


無観客の最終ラウンドをスタートした渋野日向子

無観客の最終ラウンドをスタートした渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアースタンレーレディス 最終日(13日、静岡・東名CC=6572ヤード、パー72)

 超大型の台風19号が抜け、午前10時30分から10番からの9ホールを47位タイまでの61人が参加して1988年のツアー制施行後、初となる無観客試合を行っている。

 8月のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は25位から出て、4バーディー、ボギーなしの32で回った。ホールアウト時点で通算5アンダーの2打差の3位へと浮上した。

 通算4勝の黄アルム(31)=韓国=が7アンダーの単独首位。篠原まりあが1打差の2位。森田遙、菊地絵理香、渋野が5アンダーの3位で追っている。

 コース内は倒木など大きな被害はなく、バンカーの流水跡の修復などの復旧作業を早朝から行った。台風一過の夏晴れで、富士山も美しい姿を見せ、天気予報では30度超えの猛暑予報となっている。

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