古江彩佳、プロデビュー戦へ意気込み「流れに乗って2勝目を目指したい」


プロアマ戦デビューした古江

プロアマ戦デビューした古江

 女子プロゴルフツアーの樋口久子三菱電機レディスが11月1日~3日間、埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)で開催される。2週前の富士通レディースで史上7人目のアマチュア優勝を果たしプロ転向した古江彩佳(19)=フリー=が30日、1988年のツアー制施行後では日本人最速となるプロ初戦Vに向け「流れに乗って2勝目を目指したい」と意気込んだ。

 この日は人生初のプロアマ戦に臨んだ。「普段の試合よりもプレッシャーがかかって…」と緊張していると、その様子を見た樋口久子・日本女子プロゴルフ協会顧問(74)がロッカールームでやり方を事細かくレクチャーし「楽しくやってちょうだい」と送り出した。古江は終始、同組と笑顔で回り「楽しくできた」とホッとしていた。

 優勝して以降は、母校の兵庫・滝川二高へあいさつに出かけるなど、大忙しの日々を送った。買い物に出かけると、他のお客さんに「古江さんですか? 握手して下さい」と、初めて声をかけられ「いいように充実していた」とうなずいた。

 この日のプロアマ戦終了後には、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長(56)からLPGA会員証を受け取った。「古江“プロ”と言われることに全然慣れていなくて…もう全部が新鮮です」と言いながらも、プロとしての一歩を確実に踏み出した。

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