◆米女子プロゴルフツアー スウィンギングスカート台湾選手権プロアマ戦(30日、台湾・ミラマーゴルフCC=6504ヤード、パー72)
8月のAIG全英女子オープン以来、米ツアー2度目の出場となる渋野日向子(20)=RSK山陽放送=はプロアマ戦で最終調整した。
難しいグリーンに警戒心を強め、「今日回っていても、全然読めない。下りは距離を合わせよう、上りはなるべく打ちたいけど、今回はジャストタッチ渋野でいきます。壁ドンじゃなくて」と笑いながらコメントした。
国内ツアーの2倍以上とされるポイントの高い米ツアーで、来年の東京五輪出場に向け世界ランクを上昇させたい狙いがある。「五輪に出たい気持ちもあってこの試合に出たかった。今の自分の状態で米ツアーにどこまで通用するのか。全英で経験して、すごい楽しかった。また体験したい」と心境を語った。今大会は予選落ちがない。
台湾の印象については「台湾の皆さんはやさしい。日本語しかしゃべれない自分でも居心地がいい」とし、「『おいしい』の中国語が食べ物と飲み物で違うことを知った。『ハオチー』と、なんたら~」と、思い出せずに苦笑いしていた。